楽天モバイルが第4のキャリアになるって本当ですか?
本当ですよ。
楽天モバイルは、すでに自社回線へ移行する準備を進めていますよ♪
楽天モバイルはこれまで格安SIMと呼ばれる仮想移動体通信業者(MVNO)として運営していました。
しかし、ドコモやau、ソフトバンクといった大手キャリアと同じ移動体通信業者(MNO)になるため、楽天モバイルは自社回線の設置を進めています。
これまで楽天モバイルは自社回線が無いMVNOだったため、安い料金でスマホを使うことができました。
しかし、自社回線を持つMNOになると、これまで安かった料金はどうなるのでしょうか?
また、新しい回線でiPhoneやこれまでのスマホは使えるのかも心配になりますよね。
そこで、この記事では楽天モバイルが自社回線へ移行してどうなるのか、料金や速度、使える端末などについてわかりやすくまとめました。
9/7 新情報が発表されたので追記しました。
主な内容は自社回線の無料サポーターについて、対応する新機種についてです。
https://sim-free-phone.com/
楽天モバイルは自社回線へ移行し第4のキャリアに
現在、楽天モバイルのネットワークはドコモ回線とau回線を利用しています。
これはドコモとauから回線を借りて運営しているということです。
このように回線を借りて運営している通信業者のことを、仮想移動体通信業者(MVNO)といいます。
またはMVNOのことを格安SIMや格安スマホとも呼ばれていますね。
楽天モバイルの他に、mineoやLINEモバイル、BIGLOBEモバイルなどもMVNOですね♪
そんなMVNOの楽天モバイルがドコモやau、ソフトバンクに続き第4のキャリア(MNO)になるために新たに自社回線の設置を進めています。
楽天モバイルはいつから自社回線に移行するのか、自社回線の方式などについても説明しますね♪
楽天モバイルはいつから自社回線になる?
楽天モバイルは2019年10月から自社回線の利用が開始される予定となっています。
それに向けて各基地局の設置や整備を進めています。
2019年10月から自社回線の利用が始まる予定ですが、開始当初は全てが自社回線の設備ではないようです。
このことについて自社回線の周波数や通信設備で説明しますね。
2019年9月13日追記
2019年10月1日から始まる楽天モバイルの自社回線は5,000人の無料サポーターでの開始が決定されました。
無料サポーターの募集は2019年10月1日(火)0:00~2019年10月7日(月)9:59
対象者は東京23区、名古屋市、大阪市、神戸市にお住まいで18以上の新規お申し込み、またはMNPの方です。
契約情報の登録開始は2019年10月11日(金)から始まり、開通後~2020年3月31日(火)予定までが無料サポーターとして利用できます。
楽天モバイル自社回線の周波数や通信設備
楽天モバイルはMNOに参入するため新たに1.7GHz帯(Band3)の周波数帯を獲得しました。
この1.7GHz帯はauと同じ周波数帯になります。
そして3.4GHz帯はドコモとソフトバンクが使うことになりました。
また、設備に関してはドコモやau、ソフトバンクは専用の設備で構築していましたが、楽天モバイルは技術の進歩などにより専用ではなく凡用のものですべてのネットワークを構築するようです。
ドコモ、au、ソフトバンクは、それぞれ専用の設備で設置やメンテナンスをしなければならなく、膨大な費用がかかっていました。
しかし、楽天モバイルは最新技術の凡用のものを導入することで、他社よりもかなりコストを抑えて設備投資ができるようです。
こういった技術の進歩があったため、楽天モバイルはMNOの参入に踏み切ることができたのかもしれません。
日々技術は進歩してますもんね。
技術の進歩によってこれまでは専用の設備が必要だったものが、凡用の設備でも構築できるようになりコスト削減ができるんですね♪
楽天モバイルは2019年10月から自社回線に移行予定です。
しかし、移行当初はすべてのエリアを自社回線で賄うことは難しいようです。
そこで移行当初はau(KDDI)のネットワークを借りてカバーするようです。
自社回線への移行当初はauの回線を借りるんですね。
自社回線へ移行したけど、快適に通信ができないとなると問題ですからね。
回線を借りることで快適にスマホが使えることは、私達ユーザーにとっても楽天モバイルにとっても大切なことです。
自社回線へ移行後の料金は大丈夫?
自社回線へ移行後の料金は、これまでMVNOとして低料金を提供することで顧客を増やしてきた楽天モバイルです。
そこは設備の項目で書いたように、凡用の設備やシステムを使うことでコストダウンされています。
あくまでも私の予想ですが、ここで料金が高くなるようなことはないと思います。
自社回線へ移行後の速度は大丈夫?
楽天モバイルは1.7GHz帯の周波数帯を獲得しました。
予定では自社回線へ移行予定の2019年10月には東京23区、大阪市、名古屋市には楽天モバイルの自社回線が整備される予定です。
その地区に関してはMVNOよりは遥かに速い通信速度で使えるのではないかと予想しています。
また、その他の地域でも早くなると思います。
それは、自社回線への移行当初は楽天モバイルの自社回線を使用している人数が少ないと予想されるからです。
それ以降については、楽天モバイルの自社回線に移行する人がどれほど増えていくか、自社回線の整備がどれほど進むかによると思います。
また、2020年には5Gになるともいわれています。
楽天モバイルの設備は、この5Gになることもわかった上での構築をしているようです。
しかい、まだ不明な点も多いため、はっきりとは予測ができないといったのが現状です。
旧FREETELに続きDMMモバイルも買収
楽天モバイルは2017年にFREETELを買収し、約40万回線が楽天モバイルになりました。
そして、2019年7月に楽天モバイルはDMMモバイルを買収することを発表しました。
2019年9月1日よりDMMモバイルは楽天モバイルに事業移行されます。
DMMモバイルは24万回線を所有しており、2017年にFREETELを買収して増やした40万回線と合わせ楽天モバイルは約250万回線と自社回線の移行に向けてかなりの数の顧客を獲得したことになります。
そうなると格安SIMの中でもともとシェア率がNo1の楽天モバイル(シェア率25%)がさらにシェアを伸ばすことになります。
mineoやUQモバイルが15%前後なのに対し、さらに抜き出ることになります。
楽天モバイルのシェア率は凄い多いんですね!
今後のMNO移行に向けても顧客を手放さないサービスを提供してくれると、期待してもいいのではないですかね。
自社回線(MNO)への移行を推奨
楽天モバイルの自社回線は2019年10月からサービスが開始予定ですが、現在楽天モバイルを使用しているユーザーは必ずしも自社回線を使わないといけない訳ではありません。
あくまでも自社回線への移行を推奨になっています。
自社回線対応のスマホで詳しく説明しますが、確かにこれまでスーパーホーダイを使っていたユーザーはドコモ回線です。
ドコモ回線のスマホを使っていたユーザーはスマホそのままでは楽天モバイルの自社回線に移行することはできません。
そういった点も含め、自社回線への移行は推奨となっているのでしょう。
楽天モバイルの自社回線にしたくなかったら、そのまま使えるんですね!
そうですね。選択権は私達ユーザーにあるので安心ですね♪
自社回線への変更に費用はいる?
すでにMVNOの楽天モバイルを使っているユーザーやこれから楽天モバイルに契約する方も、自社回線への移行する場合に費用はかかりません。
さすがに楽天モバイルの都合で自社回線になるわけなので、費用がかかるなんて言われたらユーザーも困ってしまいますよね(笑)
楽天モバイルの自社回線に変えたとしても費用はかからないんですね!
もちろん費用はかかりませんよ♪
自社回線への変更方法は?
2019年3月14日の10:00以降に楽天モバイルに申し込みした方は、2019年10月以降順次自社回線用のSIMカードが送られてきます。
送られてきたSIMカードをこれまで使っていたSIMカードと入れ替えれば、楽天モバイルの自社回線が使えるようになります。
まだ、詳細がはっきりと案内されていませんが、ANPの設定はし直す必要があると予想されます。
しかし、2019年3月14日の10:00以降に楽天モバイルに申し込みした方も自社回線を使うかどうかは自分で選ぶことができます。
SIMカードの入れ替えをしなければ、これまで通り楽天モバイルのMVNOとして使うことが可能です。
自社回線への切り替え自体は簡単なんですね!
SIMカードを入れ替えるだけなので簡単ですね♪
ドコモ回線・au回線(MVNO)も引き続き使用可能
楽天モバイルのこれまでのMVNOとしてのサービスも引き続き使用することができます。
楽天モバイルの自社回線へ移行しようか迷っている方や、そもそもスマホが対応していないといった方はこれまで通り使用できるので安心ですね。
回線変えるのも急には無理ですからね。
そうですね。
楽天モバイルもなんらかの特典などを付けて、少しづつ自社回線に移行していってもらおうということではないでようか。
楽天モバイルの自社回線でiPhoneは使える?
楽天モバイルの自社回線でiPhoneが使えるかどうかは、気になる方も多いのではないでしょうか。
私もiPhoneユーザーなので非常に気になります。
しかし、現状ではiPhoneが使えるかどうかは未定とのことです。
え~!iPhoneはまだ使えるかどうかわからないんですか?!
楽天モバイルの回答としては未定とのことですが、iPhoneが使えないとなると楽天モバイル側にも大打撃ですよね。
なんらかの対策はしてくると思いますよ♪
2019年9月13日追記
iPhone11の発売が発表されましたが、楽天モバイルの自社回線への対応については今のところ発表がありません。
楽天モバイルのMVNOであるdocomo回線とau回線はiPhoneの使用が可能です。
自社回線対応のスマートフォンは?
現在、楽天モバイルから購入可能なスマートフォンで、楽天モバイルの自社回線対応のものは3メーカーです。
9/7追記:楽天モバイル自社回線の新製品ラインナップが追加されました。
- SHARP
- HUAWEI
- OPPO
9/7追記
- Rakuten
- SONY Xperia Ace
- サムスン Galaxy
- 富士通 arrows
- NEC Aterm
それぞれのメーカーで対応している機種があるので説明しますね。
SHARP
楽天モバイルの公式サイトでは自社回線対応端末には上記の画像のように「自社回線対応」と記載してあります。
SHARPの楽天モバイル自社回線対応の機種は全部で6機種です。
- AQUOS zero SH-M10
- AQUOS R2 compact SH-M09
- AQUOS sense2 SH-M08
- AQUOS sense plus SH-M07
- AQUOS R2 compact SH-M6
- AQUOS sense lite SH-M05
SHARPは対応機種が多いですね!
SHARPのスマホはすべてが楽天モバイルの自社回線に対応しているんですよ♪
HUAWEI
HUAWEIは一時期アメリカの禁輸措置を受け、GoogleのAndroid OSが使えなくなるかもしれないという事態になっていました。
そのため、日本では販売が延期されたりとどうなるのだろうと思っていましたが、現在では禁輸措置も解除され日本でも販売が再開されました。
安くて性能が良いスマホだけに、使えるようになったのは嬉しいですね♪
そんなHUAWEIの楽天モバイルの自社回線対応の機種は2機種です。
- HUAWEI P30 lite
- HUAWEI nova lite 3
HUAWEIは人気のスマホだったので自社回線対応のスマホがあるのは嬉しいですね!
HUAWEI自体の販売が開始されて、楽天モバイルだけでなく他の通信業者も安心していると思いますよ♪
OPPO
OPPOの楽天モバイル自社回線対応の機種は4機種です。
- Reno 10x Zoom
- AX7
- R17 Pro
- Find X
私の母は楽天モバイルでAX7を購入して使っているのですが、なかなか性能はいいですよ。
しかも、プラス割とキャンペーンで購入したので本体代金は1円でした♪
OPPOも評価の高い機種が多いですよね!
9/7追加:その他のメーカーや機種
新たに発表された楽天モバイルの自社回線対応のメーカーです。
- Rakuten
- SONY Xperia Ace
- サムスン Galaxy
- 富士通 arrows
- NEC Aterm
Rakuten
楽天モバイルから独自開発したRakuten Miniという端末を販売すると発表がありました。
79gと軽量で、世界最薄最小のようです。
eSIMに対応や防水防塵でお財布ケータイ、楽天のサービス対応、ディスプレーや処理能力も高くなっています。
SONY Xperia Ace
これまで楽天モバイルではSONYの取り扱いはありませんでしたが、今回からXperia Aceがラインナップに加わりました。
サムスン Galaxy A7
サムスンもこれまで楽天モバイルのラインナップには無かったメーカーです。
Galaxyシリーズもかなりの人気機種なので、楽天モバイルの自社回線の追い風になるのではないでしょうか。
富士通 arrows RX
富士通のarrows RXも新ラインナップです。
ドコモを使っている方はarrowsを使っている方も多いのではないでしょうか。
私の父もドコモarrowsを使っていて、そのまま楽天モバイルに乗り換えしました♪
arrowsは丈夫ですよね。
私の父も3年以上使っていますが全然大丈夫です。
他にも長く使っている方が多いような気がします。
今後発売される機種はすべてSIMフリー端末
これはかなり嬉しいお知らせでした。
楽天モバイルから今後発売される機種は全てSIMフリーの端末になります。
SIMフリー端末ならどの回線でも使うことができるので、ユーザー側には嬉しいですね。
楽天モバイル側としては乗り換えされやすい状況になってしまいますが、よほど自社のサービスに自身があるのでしょうね。
楽天モバイルの自社回線のデメリット
楽天モバイルの自社回線への移行については、2019年3月14日の10:00以降に楽天モバイルに申し込みした方は専用のSIMカードが送られてきます。
しかし、それ以前から楽天モバイルを契約している方々はどうなるのでしょうか?
私も2018年から楽天モバイルを使っているのでその1人なんです(笑)
では、楽天モバイルはそのことについてどう回答しているかというと
詳細は、改めてご案内します。。。
え~!まだわからないんですか?!
そうなんです、まだ発表されていないんです。
よくわからないことこそデメリットですよね。
10月より自社回線の無料サポータープログラムが開始(9/7更新)
10/1より自社回線の無料サポータープログラムの申し込みが開始されます。
また、応募できるのは東京23区、名古屋市、大阪市、神戸市に住んでいる5,000名限定です。
どうやら10月から自社回線のサービスを使えるのは、応募して当選した方のみのようです。
無料で5,000人に使ってもらい、その後一般的にサービスを提供していくという流れになるようですね。
楽天モバイルは自社回線へ移行|まとめ
楽天モバイルの自社回線への移行についてまとめました。
まだわからないことも多々あり、予想でしか書けないこともありました。
今後の情報も要チェックですね!
ユーザーファーストで自社回線への移行を進めてほしいですね♪